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鬼滅の刃の堕姫(だき)の血気術や生い立ち・過去ネタバレありの最後まとめ

昨年アニメ化されたことで人気に火が付いた鬼滅の刃。12月5日から遊郭編の放送も開始しましたね!

この記事では、その遊郭編に登場する十二鬼月の上弦の陸(六)堕姫(だき)についてまとめています。堕姫の性格や兄の存在、戦闘方法から兄妹二人の最期まで詳しく載せています。

この記事でわかること
  • 上弦の陸(六)堕姫(だき)のプロフィール
  • 堕姫(だき)の特徴
  • 堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)の生い立ちと過去
  • 堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)の強さ・戦闘力
  • 堕姫(だき)の最後

気になる方はぜひ最後までご覧ください!

目次

鬼滅の刃の上弦の陸『堕姫』プロフィールと特徴

堕姫(だき)は、鬼滅の刃遊郭編のアニメでいう3話に登場した上弦の陸(六)の鬼になります。そんな、堕姫(だき)について詳しく紹介していきます。

鬼滅の刃の上弦の陸『堕姫』プロフィール

ここでは堕姫のプロフィールをご紹介します。

人間時の名前
年齢 不明
身長/体重 共に不明
地位 十二鬼月 上弦の陸
声優 沢城みゆき/伊藤静(分裂した帯)

堕姫の人間時の名前は死んだ母親の病名から名づけられました。今の堕姫という名前は鬼になってから名乗り始めたものだったんですね。

公式人気投票ではすでに遊郭編が終わってしばらく経っていたにも関わらず180票を獲得。まさかの40位にランクイン。ちなみに兄の妓夫太郎は158票42位でした。

声優を務めた沢城みゆきさんは『ルパン三世』の峰不二子、『ソードアートオンライン』のシノン、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎など、幅広い役柄を演じることから七色の声の持ち主とも言われている実力派声優です。

鬼滅の刃の上弦の陸『堕姫』の特徴

堕姫は基本的に店や名前を変えつつ、全国各地の遊郭で人間を食らってきました。普段は花魁として過ごし、裏では人間を食らうという生活を送っています。

事情を抱えた人が多いこと、借金を返さず逃亡する「足抜け」をする遊女がいて行方知らずになってもきちんと捜索されないことの多い遊郭は、鬼にとってかなり都合のいい根城だったようです。

堕姫の性格としては感情的になりやすく短期で、花魁として生活しているときでも、まだ幼い子供に暴力をふるったり自殺に追い込んだりすることがあったようです。

しかし10代前半で鬼になってから精神的に成長していないのか幼さが見受けられる場面も多くあり、駄々っ子で甘えん坊といった感じの印象です。(鬼舞辻無惨の堕姫に対する評価は頭の悪い子供です笑)

不細工な者や年老いた者は決して食べようとはせず、美しいものだけを選り好みしていました。「強くて美しい鬼は何をしてもいい」という発言もあったくらいで、遊女として姫とつく名前を好んだという噂が流れていたのもこのためかもしれませんね。

鬼滅の刃の上弦の陸『堕姫』の兄『妓夫太郎』とその過去

堕姫には妓夫太郎という兄がいました。

堕姫の名前は鬼になってからのものですが、妓夫太郎は人間の記憶が比較的残っていたためか人間の頃に名づけられた名前を名乗っています。

そもそも「妓夫太郎」というのは遊郭において客の呼び込みや集金をする役職の名前でその仕事をやっていたことからそのままつけられたようです。

遊郭の最下層、羅生門河岸で生まれた二人は支えあって生きてきました。

人間の頃の堕姫について妓夫太郎は、年端のいかない頃から大人がたじろぐほど綺麗な顔をしていたと言っており妹の美しさをとても誇りに思っていたことがうかがえます。

妓夫太郎が13才の時、二人の人生は大きく変わります。

堕姫が客である侍の目を簪で突き失明させたのです。報復として縛り上げられ生きたまま焼かれたことを妓夫太郎は仕事から帰ってきたときに知りました。丸焦げになった妹を抱きかかえ泣き叫んでいるところを先ほどの侍が突然切りかかります。

取り立て先で度々問題を起こす妓夫太郎を迷惑に思っていた店の女将が厄介払いのために依頼したのです。しかし当時から喧嘩の強かった妓夫太郎は女将もろとも侍を鎌で切り殺しました。

堕姫を抱えたまま倒れている妓夫太郎を助けたのは、現十二鬼月、上弦の弐である童摩でした。この時二人は童摩に血を与えられ鬼になったのです。

鬼滅の刃の上弦の陸『堕姫』の能力と戦闘方法(血鬼術)について

堕姫は自由自在に操れる帯を使って戦います。

帯は斬撃を繰り出したり、しなって攻撃を受け流すことや、分裂して後で食べる人間を取り込みストックすることもできます。分裂した帯を本体に戻すと堕姫の髪色は黒から白に変化します。

本体が弱ってしまうというデメリットがありますが分裂した方でも戦うことができる上に、そもそも上弦の鬼なのでかなりの強さでしょうから柱と戦うなどの緊急事態でない限りデメリットにならないのかもしれません。

堕姫の使う血鬼術“八重帯斬り”は8本の帯を交差させ斬撃を繰り出す逃げ場のない技です。

鬼滅の刃の上弦の陸『堕姫』と『妓夫太郎』の強さ・戦闘力

普段は堕姫が花魁として行動していますが、戦闘などの有事の際は体内に潜んでいる妓夫太郎が出てきます。今回の戦いで炭次郎たちを苦しめたのは妓夫太郎の存在でした。

人間の時から喧嘩が強かった妓夫太郎は遊び道具として持っていた鎌を使っての戦闘です。血鎌という名前で猛毒があり、毒に耐性のあった元忍の宇随天元をも苦しめるほどのものでした。

何より妓夫太郎は堕姫を操ることができました。

自分と妹の二人分の情報を処理し、戦闘において的確な判断を下すことができたのです。人間の時から喧嘩が強かったというのもあったでしょうが、戦闘センスが飛び抜けていたのは上弦の鬼所以ですね。

鬼滅の刃の上弦の陸『堕姫』の最期

これまで堕姫と妓夫太郎は多くの柱を倒してきました。

それはただ単に強かったからというわけではありませんでした。通常、鬼の倒し方は頸を斬ること。しかしこの兄妹は片方どちらかの頸を斬ればいいのではなく、両方の頸を断たなければならなかったのです。

劣勢を強いられた炭次郎たちでしたがついに二人の頸を同時に斬ることに成功。炭次郎は死んだことを確認するため二人の頸を探します。

すると首だけになりながら喧嘩をする二人。「アンタみたいに醜い奴がアタシの兄妹なわけないわ」「お前さえいなけりゃ、お前なんて生まれてこなけりゃ…」ここで炭次郎は妓夫太郎の口を閉ざし、「この世でたった二人の兄妹なんだから罵り合うな」と諭されます。

炭次郎に対し強がりを見せる堕姫でしたがすぐにいつもの駄々っ子に戻り、妓夫太郎に甘えるように泣きじゃくりながら消えていきます。

肉体を失い暗い場所にたどり着いた兄妹。

自分を明るい方に行かせて地獄に落ちようとする兄にしがみついて人間の頃の『梅』の姿になった堕姫は泣き喚きます。二人はそのまま業火に向かって歩いていきます。

その姿はどこか炭次郎兄妹と似ているところがありました。

まとめ

さて、今回は鬼滅の刃に登場する堕姫についてここまで紹介してきました。最後にここまで紹介してきたことをまとめておきます。

  • 堕姫は遊郭で美しい者を好んで食べていた
  • 堕姫は兄である妓夫太郎と悲しい過去を抱えていた
  • 兄妹の強さは協力プレイ!
  • 最期は喧嘩をしたものの二人で地獄へ行った

アニメの遊郭編で放送されるのは原作の8巻67話から11巻97話までになります。原作を読んだことのある方もアニメ放送を機にリンクする二組の兄妹に注目して読み返してみてはいかがでしょうか。