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お金(お札)が破れた時の交換場所銀行だけ?コンビニや自販機でも使うことができる?

お札が半分に破れてしまった、財布のファスナーで巻き込んで端っこがちぎれてしまった、火事や地震などの災害で燃えてしまった、油汚れや水濡れで汚れてしまった。

また、破れたお金を交換できるのは銀行だけなのか、破れたお金はコンビニや自販機でそのままもしくは補修して使うことができるのか解説します。

この記事では、破れたお札がそのまま使えるのか?また破れたお金の交換方法や交換できる状態について詳しく説明していきます。

この記事でわかること
  • 破れたお札をそのまま使うとどうなるか?
  • 交換できるお札、できないお札の状態は?
  • 破れたお札の交換場所は?
  • まとめ

気になる方はぜひ最後まで読んでいってくださいね!

それでは紹介していきましょう!

目次

破れたお札はコンビニとかでは使えるの?

お札の端っこがほんの少しだけ破れているものは、コンビニでも使える可能性は十分にあります。

また、明らかにお札の端っこが破けている場合は店員さんなどが受け取ってくれれば使えるのは間違いありませんが、写真のように端っこが破けていると人がいるレジなどではかなり使いづらいですよねw

ですが、セブンイレブンの対応で以下のようなことが実際にあったようです。

違うセブンイレブンのレジにて、破けているのですが大丈夫ですか、とその1000円札を出した所、大丈夫です、と会計してくれました。 回答の通り、そのお店だけの対応だったのですね。

引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13121399078

セブンイレブン全店舗でこのような対応は難しいかもしれませんが、きちんと説明して使えるか確認するのも1つの方法ですよね。

破れたお札は使える?自販機やセルフレジで使うのトラブルの原因になる

お札をセロテープなどで補強し、自動販売機やセルフレジで使用した場合、機械を詰まらせるなど大きなトラブルを起こしてしまうリスクもあります。

また、自販機などでは、過去に両面テープなどを使って自販機からお札を余分に取り出す犯罪が起こったためセロハンテープなどで補修されたお札は利用できない仕組みになっているようです。

最悪の場合、損害賠償を支払わなくてはいけない可能性も出てきます。

自販機やセルフレジで近くに店員さんなどがいない場合は、できるだけ破れたお札は使用しないほうがよいでしょう。

交換できるお札、できないお札の状態は?

お札が燃えてしまった場合や、油汚れや水濡れによって汚れてしまったものは、法令に定める基準に基づき、新しいお札への引換えを行うことができます。

お札の表面・裏面があることを条件に、残っている面積基準で新しい銀行券との引換えを行っています。

灰になった銀行券は、その灰が銀行券であることが確認できれば面積に含みます。

  • 面積が3分の2以上ある場合:額面の全額と交換
    (1万円→1万円)
  • 面積が5分の2以上、3分の2未満の場合:額面の半額と交換(1万円→5千円)
  • 面積が5分の2未満の場合は価値が無くなり交換できません。(1万円→0円)

お札の端が少しちぎれた場合や、半分に破れてしまっても3分の2以上ある場合は、額面の全額と交換してもらうことができます。

【参考】日本銀行が行う損傷現金の引き換えについて
https://www.boj.or.jp/about/services/bn/hikikae.htm/#_ga=2.152900729.117468050.1641903197-748844334.1641611696

破れたお札の交換場所や交換方法は?

  • 日本銀行の本店または支店
  • みずほ銀行など都市銀行、地方銀行、信用金庫
    郵便局では交換できませんので注意が必要です。

日本銀行の本店および支店において受付をしています。
受付時間は月~金 9:00~15:00です。

都市銀行や、地方銀行、信用金庫でも交換することができます。お札の破れや汚れによっては日本銀行に持ち込む必要がありますので、その点は注意してください。

破れたお札の交換方法は?

以前、10代の方がまだ銀行を利用したことがないから破れたお札の交換方法がわからないとどこかで質問していたのを見たので交換方法を念のため紹介しておきます。

破れたお札の交換方法ですが、都市銀行や、地方銀行、信用金庫の窓口に行き「破れたお札交換できますか?」と聞けば対応してくれます。

お金(お札)が破れた時の交換場所銀行だけ?コンビニや自販機でも使うことができる?まとめ

さて、今回はお札が破れた時の対処方法や銀行での交換方法について紹介しました。

ここまで紹介してきたことをまとめておきます。

  • 破れたお札はコンビニなどで利用することは可能(ただし店舗によって対応が変わる)
  • 自販機やセルフレジでは詰まる可能性があるため使用しない方が良い
  • お札の表・裏面が確認できることを条件に、残っている面積基準によって交換できる。
  • 都市銀行、地方銀行、信用金庫で交換することができる。
  • 灰になった状態でも確認できれば交換してもらえる可能性あり

郵便局では交換できないので注意が必要です。お札が破れたり、燃えたりしても、そのまま使ったりはせずに銀行で交換するようにしましょう!